構音障害

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日本語の子音に使われるIPA

*新版構音検査に合わせてあります。

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以前の構音検査からの変更点
 
  他に単語がいくつか変わりました。

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構音の発達
母音(3歳で実用的に)→子音(6〜7歳)
子音:両唇音・鼻音・半母音は比較的習得が早い
   摩擦音・破擦音・弾音(s,ts,dz,r)は遅い

構音の誤りの種類
置換・・・音が他の音に置き変わる
省略・・・語音の音素が省略される。最も未熟な誤り
歪み・・・日本語の音として表記できない音に歪む
異常構音・・・構音操作が正常と異なるために歪む(特異な構音操作の誤り)

機能性構音障害・・・形態・発達・神経・感覚に異常が認められない構音障害
器質性構音障害・・・口蓋裂など、形態的異常により起こる構音障害
運動障害性構音障害・・・神経の異常により起こる構音障害

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嚥下の筋肉など、9個のカテゴリーの問題が入っています。
異常構音の種類
口蓋化構音
構音位置が後方へ移動した歪み
聴覚的印象:カ行・ガ行に近い歪み音
舌背が挙上し、舌先は下がっている
口蓋裂術後や、口蓋が狭い場合に起こりやすい。機能性構音障害にもみられる
歯音・歯茎音に多い
自然治癒しにくい
舌の不自然な力を抜いてから系統的構音訓練を行う

側音化構音
舌縁と臼歯で作られる歪み音
聴覚的印象:「き・ち」→「き」
      「し・ひ」→「ひ」
      「ぎ・じ・り・に」→「ぎ」
      「サ行」→「ヒャ行」
      「ザ行」→「ギャ行」   に近い歪み音
下顎や口唇の側方への偏移がみられることが多い
呼気が側方から流出する
口蓋裂・機能性構音障害に多い
イ列・け・げ・拗音に多い。ウ列・エ列・サ行・ザ行にみられることもある
呼気や音声が舌の中央から出るようにし、構音点を正常の位置へ移す

口蓋裂の言語臨床


口蓋裂の臨床に特化した本です。訓練だけでなく、国試に出るような基礎知識も載っています。
声門破裂音
声門部で作られる破裂音
聴覚的印象:子音の省略に似ているが、省略よりも途切れ途切れに聴こえる
      例)「さかな」の/s,k/の省略:「ああな」、/s,k/の声門破裂音:「っあっあな」という感じ
口唇・舌の動きが見られないことが多い 鼻咽腔閉鎖不全の代償構音
機能性構音障害や言語発達遅滞にも少しみられる
無声破裂音・破擦音に多い。摩擦音や、有声破裂音・破擦音にも生じる
機能性構音障害の場合は4〜5歳ごろまでは自然治癒することも多い
喉頭の不自然な力を抜いてから正しい構音を教える

咽(喉)頭摩擦音
咽頭(舌根部または喉頭蓋と咽頭後壁)で作られる摩擦音
聴覚的印象:喉の奥に力を入れながら強くささやいたような歪み音
舌先が挙上しなくても摩擦音が作れる
鼻咽腔閉鎖不全の代償構音
発現頻度は低い
サ行、ち、つの無声摩擦音・破擦音に多い。ザ行音にも生じる
舌が後方に引かれない状態をつくり、正しい構音を獲得させる

赤ちゃん絵本のWeb図書館
咽頭破裂音
咽頭(舌根部と咽頭後壁)で作られる破裂音
聴覚的印象:カ行・ガ行に近いが、喉の奥に力を入れたような歪み音
奥舌の挙上はみられない
鼻咽腔閉鎖不全の代償構音
発現頻度は低い
カ行・ガ行に多く、まれにパ行・バ行にもみられる
舌の後方への動きを止めて構音点を正常の位置に移す

鼻咽腔構音
軟口蓋と咽頭後壁で作られ、呼気は鼻腔から流出する
聴覚的印象:「ん・くん」に近い歪み音
口腔は閉鎖している。鼻孔を閉鎖すると構音不可
口蓋裂・機能性構音障害に多い。言語発達遅滞でもみられる
イ列が最も多く、次にウ列に多い。サ行・ザ行・エ列・オ列にみられることもある
構音時に、呼気や音声が口腔から出るようにする

鼻咽腔閉鎖不全に関連する構音障害
・呼気鼻漏出による子音の歪み
・声門破裂音
・咽頭摩擦音
・咽頭破裂音
・喉頭摩擦音
・喉頭破裂音

鼻咽腔閉鎖不全と関連が少ない構音障害
・口蓋化構音
・側音化構音
・鼻咽腔構音

構音検査
一般的なものは、日本聴能言語士協会(構音検査法委員会・日本音声言語医学会(機能的構音障害検査法委員会)の作成した構音検査

構成
会話の観察
 フリートークを行い観察する
 会話明瞭度は
構音訓練のためのドリルブック


50音それぞれの単語が語頭・語尾・語中に分かれて載っているので、訓練教材を作るのにとても役立ちます。
 1・・・よくわかる
 2・・・時々わからない語がある
 3・・・聞き手が話題を知っていればわかる
 4・・・時々わかる語がある
 5・・・全く理解できない

単語検査
 50個の単語について構音を検査し、誤り音だけでなく、間違いやすい音環境などもみる

単音節検査
 単音を復唱させ検査

音検査(被刺激性検査)
 誤り音について、呈示した刺激によって、誤り方に変化があるかをみる

文章検査
 文章を復唱させ検査

類似運動検査
 構音の基礎となる動作や類似の動作ができるかをみる


構音訓練
開始年齢・・・4〜5歳で、就学までに正しい構音の獲得を目標とする

目的・・・正しい構音の日常会話への般化

構音障害の臨床
基礎知識と実践マニュアル



構音障害の基礎知識から評価、訓練まで。構音ってわかりにくいという方におすすめです。
方法
・聴覚刺激法(模倣)
 誤り音が固定している場合には改善しないことが多い
・構音位置づけ法
 目標音の構音位置や構音方法を教示し、正しい音を導く
・漸次接近法
 構音可能な音から徐々に目標音に近づけていく
 または可能な動作から徐々に目標動作に近づけていく
・鍵になる語を使う方法
 目標音が産生される語があれば、そこから正しい音を導く

系統的構音訓練
正しい音を作り、日常会話へ般化させていく方法
「単音→単音節→無意味音節→単語→短文→長文→会話」の順に段階を追って訓練を進めていく



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